むぎの命日
はっきりと覚えてる
郵便局に行く用事があった
んだけどなんだかあの日は
腰が重くてダラダラ
もうすぐ郵便局終わる!と
やっと夕方重い腰をあげて
でかけた。いつもは郵便局
は歩いて行っていたんだけど
荷物かなんかあったのかな?
あの日は珍しく車で
でた。うちの駐車場を
でると手前からなんか
小さい動物らしきものが
ゆっくり歩いてくる
私の車の横にきて
あ、猫だ!とわかるが
ボロボロだった
ちょうど私の車の横に
私有地にはいる道が
あってそこに入っていって
しまったけど心配で見たいたら
突き当りで倒れた
私有地で三角コーンたてて
住人以外立入禁止に
なっていたけど
あとで怒られればいいや!と
車をおりていつもトランクに
からのキャリーがはいってる
からそれを持って走りました
むぎは抵抗する力もなく
キャリーにはいり
車に戻り近くにある
動物病院に電話も休み
だった!
片道40分はかかるけど
かかりつけに電話して
事情を話すとすぐ連れて
きてくださいと言ってくれた
ので、そっちまで急いでいった
猫エイズキャリア
ハジラミがひどくて
通院4回くらいして
駆除しないと無理で
毎週通院
顎と骨盤骨折があったけど
自然にくっついていた
だけど骨折も顎も曲がって
しまっていた。
各種注射と点滴と
血液検査などで無理な
入院は逆に怖いと
夜は無人になるので
(数時間おきには
みにくるけど)なんかあった
とき、このこは一人で
旅立つかもしれないと言われ
入院ではなく
毎日通院することにした
幸い、注射などのおかげか
ケージにいれると立ち上がり
カロリー高いご飯をあげると
完食した!
この子は生きる!
そう感じました
治療のかいあって
ハジラミもいなくなり
ケージから出してあげる
こともでき、ご飯も
たくさん食べて遊ぶようにも
なった。
むぎは、とろろが大好きで
そして優しいとろろは
それを受け入れていつも
二人仲良く寝ていたり
遊んだりしてました
保護時2kgちょいしか
なかった、むぎが
まんまるポッチャリに
なったときはほんとに
嬉しかった!
とっても穏やかで
人間も猫もすきで
添い寝してくれたり。
里親探しをはじめようと
思った矢先、なんだか
食欲が落ち、元気もない
病院にいくと即入院に
なりました。
あちこちが悪くて
エイズ発症からきてる
胆管炎、膵炎など
いろんな可能性がでてきました
1週間入院して治療も
したけどよくならず、
先生はこれ以上はよく
ならない。
ご飯も食べない
し、数値がどんどん悪化
していると。
一度おうちで大好きな
とろろとか家族と過ごさせて
むぎがストレスなくなったら
また入院にしましょうと
チューブから流動食いれる
のと点滴のやりかたを
教わってきて連れて
帰りました
するとご飯をすこし
たべてとろろと
ひなたぼっこをして
ゴロゴロ言ってました
もしかして!って思ったけど
その夜、私と相方に見守られ
旅立ちました
最後までとろろはそばに
いてくれてむぎも
嬉しかったと思う。
こんなにもしんどかった
のなら無理に入院なんて
させないで、大好きな
とろろと過ごさせてあげれば
よかったって思うことも
あります。
むぎ、あの日出会って
くれてありがとう
はじめての場所にきたの
かな?でもあの日あの時間に
きてくれてありがとう
短い間だったけどたくさんの
思い出と愛情をありがとう
お友達もたくさんできたよ
ありがとうね、むぎ。
愛してるよ、これからは
ずっと家族だよ。
昨年とろろもそっちに
行ったから仲良くやってるかな
あーあいたいなー
みんなにあいたいなー
あのとき、むぎを
助けてくれたみなさま
病院関係者のみなさま
本当にありがとうございました
むぎ(男の子)
2017.07.20〜2018.05.06
とってもかわいいカードを
猫友さんが作ってくれました
いつもいつもありがとう!
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